マリアエリザベート: 2013年11月の記事
2013年11月29日 香りのお便り♪
皆様こんにちは
今マリアエリザベート前の廊下ではこんな物を置いています
これはファン式のディフューザーで、アロマの香りを廊下に拡散させているんですよ
ネロリはミカンの花から抽出されるアロマオイルで、ビターオレンジのような香りです
「ネロリ」という名称は、イタリアのネロラ公国の公妃であるアンナ・マリアから由来したものと言われています。
この香りを香水や手袋を香らせるのに使い、沐浴にも用いていました
手袋はもちろんですが、便せんやリボンなどあらゆるものにこの香りをしみ込ませて愛用したため、
彼女の周りの貴族たちもこの香りに夢中になり、この香りで身を包むのがモードになったとさえ言えます
またビクトリア朝時代には、コルセットなどでしょっちゅう気分を悪くしていた貴婦人たちの
吸入剤の役割としても使用されていたんですよ
このビターオレンジのような香りが気分をスッキリさせてくれていたんでしょうね
またオレンジの花は純潔を象徴するものとされてきました
そのため愛を確保するため結婚式の頭飾りに、長い間使用されてきました
このネロリはとてもリラックスさせる力があり、多少とも幸福感を起こさせます。
なので慢性的な不安症や抑うつ症を軽快、ストレスを減少させるといわれています
また苛立ちや涙もろさといった更年期の症状のいくつかを好転させたり、
極度の興奮状態やヒステリー、ショックを受けた時など・・・・。
心を落ち着ける作用がとてもあるのがこのオイルなのです
ネロリの作用はまだまだありますよ~心だけでなく、お肌にも嬉しい作用が☆
「皮膚軟化作用」や「皮膚細胞成長促進」の特性があり、肌の弾力性を改善させます。
アロマ業界では「その時良い!!と思った香りが必要な香り」と言います。
これは「私たちは本能的に自分に必要なものをよく分かっていて、自分の弱っているところを
補ってくれる力を持つ香り=アロマオイルは自分にとって心地よく感じるものである。
だから頭で考えず、直感で良いと思ったものを使用してみましょう」という意味なんです
直感で選んでみると改善したい部分に働きかけてくれる作用があるというパターンですね
しかし逆パターンも多いのが不思議なところ
「香りが苦手で、あえて避けていたアロマオイル(の作用)が実は必要だった」というもの。
これもまた本能的に苦手な部分を守ったり、受け入れたくない自分があるという事を示しています
香りは本当に好みが分かれますから、基本的に好きなものは好き・嫌いなものは嫌いで良いと思います
でもあえて避けていたアロマオイルを使ってみたい場合にはどうしたら良いの・・・
という時には、好きな香りに隠し味程度に入れてみてください
香りが隠れていてもしっかりと作用は働きかけてくれます♪♪
何よりいろいろな香りを嗅ぐことで、脳の活性化も促されます
まずは好き嫌い問わず、いろいろな香りをお試しあれ
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