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マリアエリザベート

2010年6月17日 シソ科

こんにちは

精油になる植物は、シソ科が最も多いと思われます。

多種ありますが、その中でも入手しやすく、なじみやすい以下の精油6種をご紹介します

ラベンダー、ローズマリー、ペパーミント、
クラリセージ、スイートマジョラム、メリッサ(レモンバーム)

今回はラベンダー、ローズマリー、ペパーミントです。S005.png

☆ラベンダー・・・フローラルのさわやかでくっきりした香り。

「アロマテラピー」という造語を生み出すきっかけとなったもの。
鎮静作用が高く、心身のリラックスに役立ちます。多くの効用があり、旅行時に携帯していると便利でしょう。

主な作用・・・鎮静作用・鎮痛作用・強心作用・抗ウイルス作用・抗炎症作用・通経作用
心への作用・・・心身に働きかけ、あらゆる不調を整えます。守備範囲が広く、利用価値大。
体への作用・・・風邪や感染症の予防・症状緩和に有効です。免疫力を高める作用があります。
肌への作用・・・にきびや日焼けなどの肌トラブルに役立ちます。皮膚の修復を助けます。

☆ローズマリー・・・クリアですっきりした、リフレッシュさせるハーブの香り。

ローズマリーの名前は、「海のしずく」という意味のラテン語に由来します。
ハンガリアンウォーターの有名なエピソード(下記参照)があり、「若返りのハーブ」といわれています。

主な作用・・・鎮痛作用・収れん作用・強心作用・抗うつ作用・頭脳明晰化作用
心への作用・・・記憶力や集中力を高める作用があり、仕事時や勉強時に役立ちます。
体への作用・・・頭痛・偏頭痛、筋肉疲労に有効です。排出作用があり、むくみが気になる時にも。
肌への作用・・・引きしめ効果があり、たるみや脂性肌におすすめです。ヘアケアにもよいでしょう。
注意点・・・高血圧の方・癲癇の方は使用を避けましょう。

☆ペパーミント・・・さわやかで鋭いメントールの香り。

食用・薬用などで古代より使用され、現在も幅広く活用されている、なじみやすいハーブです。

主な作用・・・鎮痛作用・収れん作用・殺菌作用・刺激作用・発汗作用・通経作用
心への作用・・・メントールの香りが怒りや興奮をクールダウンさせ、落ち着きを取り戻す効果があります。
体への作用・・・呼吸器系・消化器系の不調改善に有効です。頭痛や筋肉痛の痛み緩和にもすぐれた効果が。
肌への作用・・・引きしめ作用、炎症緩和の作用があります。
注意点・・・妊娠中・授乳中の方は使用を避けましょう。
           神経刺激があるため、濃度・使用期間に要注意です。
           
皮膚刺激があるため、敏感肌の方は使用量に注意しましょう。

☆ ハンガリアンウォーターのエピソード ☆

ハンガリーの王妃がローズマリーを主成分としたローションを痛み止め薬として使用しました。
すると、痛み止め以外に若返りの効果があらわれ、美しくなったそうです。
そして、70歳にしてプロポーズされたということです。
このエピソードが「若返りのハーブ」の由来です。
その他の成分として、ネロリ・ローズ・メリッサ・レモン・ペパーミントが考えられるといわれています。

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来週に続きます


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