2010年4月 7日 基材
こんにちは
精油を希釈するための材料を基材といいます
今回は植物油の代表的な基材をみてみましょう
☆ 精油とほぼ同じですが、再度、取り扱いについてです。
・ 食用ではなく、アロマテラピートリートメント用のオイルを選びましょう。
専門店で実際に香りや感触を確かめながら購入するのがおすすめです。
・ 遮光容器に入れて冷暗所に保存し、高温多湿の場所は避けましょう。
開封したら、なるべく早く使い切りましょう。
・ 食物由来のため、それぞれ特性や粘度が違います。
・ 使い方として、そのまま使用可能のオイルは、単体でトリートメント使用が可能ということです。
ブレンドが必要なオイルは、他のオイルに混ぜて使用します。
・ 植物油そのものに栄養が豊富に含まれているので、精油なしでも使用可能です。
☆ 植物油(キャリアオイル、ベースオイル)
・ キャリアには運ぶという意味と、薄めるという目的もあります。
☆ スイートアーモンドオイル
・スイートアーモンド(バラ科)の種子からとれます。
・かおりはほとんどなく、無色~淡黄色です。
・栄養豊富で使い心地がよく、すべりもよいので、肌質に関わらず使えます。
・保湿効果が高く、価格が手ごろのため、幅広い用途に使えます。
☆ ホホバオイル
・ ホホバ(ツゲ科)の種子からとれます。
・ かおりはほとんどなく、無色~黄色です。
・ 低温で固まることがありますが、常温で液体に戻ります。
・ 使い心地がよく、肌への浸透性が高いので、オイリー肌からドライ肌まで使用できます。
・ 肌に柔軟性を与え、保湿作用もあり、美肌効果が期待できます。
☆ グレープシードオイル
・ブドウ(ブドウ科)の種子からとれます。
・かおりはほとんどなく、ほぼ無色です。
・さらっとした使い心地で伸びもよいため、敏感肌の方にもおすすめです。
・ビタミンEを含み、酸化しにくいのも特徴です。
3種ともそのままの使用が可能で、全身マッサージ向きといえます。
1本以上持っていると便利でしょう。
※ ホホバオイルは液体ワックスで、それ以外は植物性油脂です。
次回は、あると便利な植物油の紹介です
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