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マリアエリザベート

2010年3月10日 伝達経路☆

こんにちは

今回のテーマは、香りの伝達経路(ルート)についてです。

ルートは大きく2通り(鼻からと肌から)で、鼻には2通りがあるといわれています。

鼻から脳へ&肺へ、肌から血管へ、となっています。

順にみていきましょう

014.PNG

★香りの伝達経路(ルート)★

★ 鼻から脳へ

・空気中に漂う香りを楽しむことをいいます。

 香り成分(分子)は、鼻腔から電気信号で脳内の大脳辺縁系にいき、 視床下部へ届きます。

 大脳辺縁系は、記憶や本能的な活動をつかさどる部分です。

 視床下部は、自律神経や内分泌系、免疫系を調節しています。

 ★ 鼻から肺へ

・空気中に漂う香りを鼻から吸収することをいいます。

 香り成分(分子)は、鼻から気管支を通り、肺に届きます。

 肺胞(肺の奥にある部分)の膜を通過して血液に入り、全身をめぐります。

 ★ 肌から血管へ

・有効成分を肌から吸収することをいいます。

皮膚の表面から浸透し血液やリンパに入り、全身の各器官に作用します。

012.PNG

 精油やキャリアオイルの構成分子はとても小さいので、皮脂膜や角質層を通過することができます。

食用油は構成分子が大きく、肌に浸透しづらいため、トリートメントオイルには不向きです。

トリートメント(アロマテラピー)としての使用は、専門のオイルに限定が必要なのでご注意を!

 ではまた来週~


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